まずはこちらの動画の3分35秒あたりから5分12秒くらいまでをご覧ください。
格闘ゲーム界のレジェンドであるウメハラさんが様々な人からの努力についての質問に答えている動画です。
そのうちの一つが、話し方の技術を高めたいので自分がプレゼンしている姿を見返すのだが恥ずかしく情けなく目を背けたくなるという方からのメール?質問投稿?がありした。
ウメハラさんは自分に置き換えるとゲームのプレイ映像、それも負けた試合の映像を見る事になるという事で気持ちのいいものでは当然無いと前置きをします。
ただ、向上したい・改善したいという気持ちがあるので見るんだと言っていました。
私が痺れたのは、やっぱり誰しも自分が未熟な姿を見るのは嫌だけど、向上するには見るしかないという話をした後に「それに耐えれる人が他の人と差をつけれる」という言葉です。
それくらい、自分の悪いとこほど向き合う事は難しくて、向き合える人は少ない事なんだろうなと思いました。
御多分に洩れず向き合えない私なのですが、どうして向き合えないのかの理由を考えてみることにします。
目次
反省点を考えられない、自分に向き合えない理由
悔しすぎて無理
例えば点数が出るもの、人と競うものの場合に思い通りの結果にならない事はよくあります。そういう時自分は悔しすぎてその結果とうまく向き合えません、だからその時何がダメだったとかあまり考えられないのです。あと、それ知ってたのに!とかわかってるのに!みたいな事を言われたりした時も悔しくて素直に受け止められなかったりします。
めんどくさくて無理
テストの丸つけしたあととか、自己評価のための四半期ごとの業務振り返りとか、中期に渡ってやってきた業務の反省点をみんなで考えましょうみたいなやつとかがめんどくさくて無理です。反省振り返り悪いところへの向き合いの王道パターンが私にはできないのです。
全てにおいて本当に反省向き合いができてない?
向き合うとか反省するとは違うんですが、できるようになるまで練習するとか問題を解いて答えを見て解説を読んでとか、プログラムを書いて間違えたら修正する理由をコメントに入れとくとかそういう事はできるんです。これらは都合よく言えば超短期型の反省向き合いなのでは無いかと考えました。何かが間違ってて直すとかできるようになるために練習するというのは、やってミスってやり直してということの繰り返しなわけです。この瞬間瞬間には反省や向き合いが介在しています。
あと、競って負けて悔しいとかについてですが、学生時代やっていた部活ですごく尊敬している選手と戦った時、負けても悔しいというかあそこはうまくいったなここが全然レベル違いだなとかは思うわけです。何か言われる時も、言われる人によったり、あとは誰かの行動を見て「あ、あれは私ができてないやつだ。やらなきゃ」とかはあるわけです。
そう考えると自分は素直に向き合い反省できる時も実際にあることが今わかりました。
どうやって自分ができる反省向き合いをするか
人の言動を観察し自分と向き合う
人の言動から反省を得る事はあり、自分と向き合い活かそうとする事は先ほど書いた通り、よくあるのです。しかし、アドバイスを受けたりする際に自分の思った通りの回答じゃ無いと素直に受け入れなれない自分がいます。それであればよく人を見て、何か得られるチャンスがあると常に高くアンテナを張っておくことが自分には向いてると感じました。
何事も短いスパンでトライアンドエラーを繰り返してみる
とにかくやってみよう派の私なのでまずは一歩踏み出してみる。ダメならやり直してみるくらいに開き直って短く短く分裂させればよいかなと。多くなってきたり長くなってくると、もうどうにもできなくなるので。
できない反省向き合い方もできるようになるためには
正直めんどくさくて無理の方は治らないと思っています。これはさっき書いた通り短く短くして工夫していくしか無いと思っています。ただ、悔しくての方は、どうしても向上する上で取りこぼしたく無い事が多くあります。なのでこうすることにしました。
・悔しくてキレそうでも聞いて、終わったら「くだらねぇ、しるか」と思っても、ちょっとでもいいから言われた事をノートに書いておく
・書いた事を数日後に見直すようにする
これならできそうだなと思った理由が、作った資料を上司に見せた時に、なんとなく言うことを聞きたくないアドバイスをいくつかされて、言う通りに直したものの次からはまた自分のやり方に戻してやればいいやと考えていました。ただ、しばらくして冷静になった時に、言われた事を反映させて資料を作ってみたところ、納得行ったのです。出来も良いと思いました。
だから言われた事は腹たってもとりあえず記録しとく、そんで冷静になった数日後であれば意外と素直に聞き入れられるようになってる自分がいるので、それが自分の悪いところだと判断したならば取り入れたら良いのです。
人から言われた事や何かが起きて失敗したことは全てが自分の悪いところ、反省点というわけではないと思います。でも相手から見ると自分にとって良くなるんじゃないかと見えてるところだったり、この先も良くないことが起きる可能性を秘めたものだと思います。けどそれを反省として受け入れるかどうかは自分と相談して決める事だと思います。
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