プライドが高い人はなぜプライドが高いのか

ためになる

今回紹介するのは、精神科医の樺沢先生が、プライドが高さに困っていて治したいと言う視聴者からの質問に答えている動画です。

自分はプライドが高く問題があるわけだが、それも自分だと受け入れ、それで良いのだと思う事でプライドだとかそういったものは関係なくなる。良いところも悪いところもひっくるめて自分であり、そんな自分で良いと自己肯定ができればプライドだとか気にしなくなるということです。

過去投稿している記事で、人と比べてしまう事について4つの動画を厳選し紹介した記事となんとなく話は似てるのかなと思いました。

人と比べて落ち込む自分を直すときに見る動画4選

多分ですが、そもそも自分でプライドが高いと思うということはそのきっかけがあるはずです。何かを言われて素直に聞けないときだったり、自分より下だと思っていた人に何か追い抜かれたような気持ちになったり、自分ができないことを平気でやる人を見たりしたとき怒ってしまうなどのような事がきっかけなのかなと思います。

やっぱり人と比べて自分はどうだとか、そういう事を考えて機嫌が悪くなってしまったり怒ったりして、自分はプライドが高いって思う流れなんだと思います。

人と比べるんじゃなくて、どんなにダメな自分でも、それで良い!そんな自分がいい!と受け入れ認める事でプライドに悩まされることはきっとなくなるのでしょう。

では、プライドが高い人ってなんでプライドが高いのでしょうか。これについては身近にいる人を例にとって考えてみます。

自分が勤めている会社の同僚に50代後半のおじさんがいます。その人はなんだか根拠のない自信のようなものがあって、自分をやたらと大きく見せようとする節があります。普段は気のいいおじさんって感じなんですが、私のような等級や年が下の人間から何か指摘されたりするとほぼ機嫌が悪くなります。また、自分が得意だと感じていそうな分野で誰かがリーダーで進めてたりするとそれも気に入らないのか高圧的になったりします。多分プライドがすごく高くて、ちょっとしたことでそのプライドが傷ついてるんだろうなと感じさせられるのです。

それは、仕事ができない自分へのコンプレックスからくるものだと私は分析しています。私から見ても周りから見ても仕事ができない方の評価をされていて、何となく腫れ物に触る感じの扱い方をみんなしています。昨今のDX化の波にも明らかについていけていないのですが、他のついていけてないおじさんたちと違ってついていけていない事をひた隠しにしていたりします。自分が唯一知ってるような事で張り合ってきたりします。会話する時はやたらと横文字を連発するし、言葉もわざわざ難しいものを採用したりします。その人のそんな言動から、中身が伴ってない外見だけできる人を演じているんだと、そのハリボテ感からコンプレックスがあるんだと推測しています。その頃から、腕時計はロレックス、会社のツールのアイコンは自分のレクサスの写真、持ってる物はブランド物ばかりで、ヴィトンの財布の中には札がびっちり入っているのは弱い自分を隠すための鎧なんだとわかりました。

コンプレックスもモノにはよると思いますが結局人と比べて自分はどうだという考え方からくるモノなんだろうと思います。

人と比べるのではなくて、そんな自分も愛おしいと受け入れて認めてあげる事が日々プライドが高くて嫌になるとか、プライドが高いとも思わずその根底にあるコンプレックスに振り回されたり余計なストレスに頭を悩まされなくて済む近道なのかなと考えさせられました。

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