⋅数学の勉強は高校に入ったくらいからからっきしついていけなくなって諦めてしまったのですが、この勉強法に出会ってたら頑張って勉強できたかもしれません。
わんこらさんという数学の塾講師をやられている方が運営されているYouTubeチャンネルでその人の提唱するわんこら式数学の勉強法というものが紹介されています。
この勉強法のポイントはそのうち理解してるから理解できるまで繰り返し問題や、解答を書き写すというところだと思います。私は最近、数学Aの場合の数や確率について勉強する機会があり、この勉強法を取り入れてみました。実際やってみて感じたこの勉強法のすごいと思うところを私なりに考えてみました。
とにかく手を動かす
この方の別の動画でこの人が大学時代の先生?に言われたと話しているのですが、数学はとにかく手を動かしなさいと理解できないそうです。
漢字とか英単語とかを闇雲に書きまくって覚えたりしたことはありましたが、数学ってとにかく手を動かすことが有効だという印象がありませんでした。
しかし実際にこの人がやってるように問題文に書かれていることを図示したり書き写してみたりすると解答手順がスッと入ってくるようになったりしてきました。
自分が解こうとしているもののイメージが書き写すことではっきりしてきたりするのかなと感じました。解答の部分も読んでなるほどと思うだけだとやっぱり分かってなくて、同じように真似をして実際に書いて計算したり試したりしないとなかなかできるようにならないものだなと思いました。
同じ問題を繰り返す
こんなこと、この勉強法に限らず全ての勉強に言えることだったりするのかなと思うのですが、繰り返すスピードがとにかく大事だと思わされました。
例えば問題集の20問くらいを繰り返すことにした場合、この勉強法はとにかく書き写していく方法を取るので一問当たりにかける時間が短いわけです。そうすると一周も比較的早いので同じ問題に遭遇するスパンがかなり短くなってきます。
人間が記憶をするメカニズムとして繰り返し繰り返し考えたり口に出したりする事は生きるのに必要なことだと判定して記憶に留めるんだとどこかで聞いたことがあります。しかし、繰り返していてもその繰り返しに時間がかかってしまっては大事なこと判定されないので繰り返しのスパンが大事になってきます。
この方式を取れば何度も短い時間で同じ問題に巡り合えるので記憶にとどまりやすいのかなと感じました。暗記ということではないと思うのですが、自分がやりやすい量を決めて繰り返して行くことで書き写すポイントや問題への理解が高まっていくと動画で説明があり、自分もそうだと思いました。
挫折しにくい
勉強に限らず、続ける事がとても大事ですが、なかなか続かないのが人間だったりします。しかしこの勉強法は続けやすく挫折して辞めちゃうような事がないように工夫された結果なんだとやっていて思いました。
わかるまで考えてみようとか、まずは解いてみようとかやると、解けなくて悲しくなって辞めてしまったり、半端じゃなく時間がかかって、一問解くのにこんなかかるのーって気が遠くなって挫折しちゃう事が多いと思います。書き写す、自分ができる範囲をきめてそれを繰り返すという手法なので続けることへのハードルは、自分の頭だけで突破しなくてはいけないと思っている時に比べて低く、効果が出るまで続けやすいと感じました。
ただ単に無心で書き写して繰り返してってだけではダメで、回をこなすごとにポイントはどこだとか確かこうだったなとか思い出しながらやらないと効果は出ないと思いますがそれにしても挫折する可能性をかなり低くできると思います。
声に出して話しながら解くことの効果
これは私の勝手な考えで、わんこらさんの勉強法と関係ないことなんだと思うんですが、当たり前んなんですがこの方が動画内で実践してる時に話しながら問題を解いていましたので自分も同じようにやってみました。わんこらさんは勉強の説明やそもそも動画を撮っているから喋ってるだけで、勉強法とは関係ないと思うのですが、これ、喋りながらやってみるとただただ書き写すだけになってしまうことを防ぎ、理解してること、わからないことがはっきりさてきます。スラスラはなされば解答手順がわかっているし、言語化できないならそこは理解できていないところです。
完璧にやろうとするとなかなかやり遂げられないものです。できるようになるまで・成功するまで継続できるよう工夫された勉強法だなと感心したのと同時に、数学って意外と理解するより、こういうもんだって思いながらやっていくと次第に理解できゆようになってくるんだとわかりました。数学の勉強はのハードルを下げるとても素晴らしい勉強法に出会えたなと感動しました。
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